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2008-05-19
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Syndrome 【症候群】
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サヴァン症候群(Savant Syndrome)


ある一定の分野にだけ特別の才能を発揮し偉才を「サヴァン症候群」といいます。
サヴァン症候群(Savant Syndrome)は発達障がいないし重度の精神障がいをもつ人間が、驚異的な能力・偉才の孤島を有する極めてまれな症状です。



症例①
ここにいくつかの症例があります、一卵性双生児のジョージとチャールズは、たとえばある人の誕生日が木曜日にあたる年をすべて言いあげることが出来てしまうのです。
さらに、過去あるいは未来の4万年間にわたる暦の年月日と曜日を言い当てることができます。この能力を「カレンダー計算」と言います。
しかし、ジョージとチャールズは今あった人物の名前すら記憶できないのです。そして、数は30までしか数えられないのです。


症例②
レスリーは10代のときチャイコフスキーのピアノ協奏曲が演奏されるのを始めて聞いて、すぐにその曲を弾いて見せたといいます。
レスリーの演奏はまったくミスがなくどんなに長い曲でも、どんなジャンルの曲であっても一度聴いただけで演奏することが出来ました。
ところがレスリーはナイフやフォークを持つことも出来ず、重度の精神障がいを持っていたのです。


皆さん「レインマン」って映画知ってますよね
1988年、ダスティン・ホフマン主演の映画に「レインマン」という映画があります。ダスティン・ホフマンは自閉症という役柄を演じていたがこのモデルになっているのがサヴァン症候群です。
何桁もの掛け算をまるで計算機を使っているかのように解き(電光石火計算といいます)驚異的な記憶力でカジノで大儲けし、人が落としたつまよう枝の本数を瞬時に数えてしまう。しかし、このような天才的な能力を持っていても「2×3」といった極めて簡単な計算が出来ないのです。


なぜ、その様な驚異的な能力がもてるのか・・・・
自閉症の10人に1人がそのサヴァンの才能を有するといわれています。
5400人にのぼる自閉症児について、両親に自分の子どもが何らかの「特別な技能・能力」を持っているかとアンケートをとったところ、531人つまり9.8パーセントの児童が何らかの技能・能力を持っていると答えました。
特に早期幼児自閉症と診断されている児童群により多くのサヴァン現象が見られました。
そのうち音楽の才能を持つものが119人と一番多く見られたのです。最近の研究によるとサヴァン症候群の才能は、右脳がもたらしている影響が大きいのではないかと言われています。
普通、健常者は右脳と左脳両方が正常に機能し拮抗し合って生活していますが、サヴァン症候群の人たちは何らかの影響で左脳が機能しなくなり、その分右脳が驚異的な能力を発揮するといわれています。
サヴァン症候群を考えていく上で、まず第一に考えていかなくてはならないことは、自閉症という先天的な発達障がいです。
なぜ第一に考えていかなくてはならないのか、それはサヴァン症候群の並存する障がいに自閉的傾向を示す人が多いからです。
自閉症は一昔前まで親の育て方の悪さからなる障がいだと考えられていました。しかし、現代においては先天的な発達障がいであると証明され、その原因は脳の中枢神経系の機能的な障がいであるとされています。これは脳の特定部位の障がいが考えられるのです。
脳の特定部位の障がいということはサヴァン症候群に最も影響があるとされていて、右脳の働きに大きな関係があるということです。
つまり、自閉症という脳の中枢神経系の異常・障がいによって脳のある部位、特に左脳のある部位の機能が欠如され右脳が異常なまでに発達してしまったと推測し、サヴァン的な能力が現れたと考えます。
またサヴァン症候群の驚異的な記憶力は、通常の認識記憶が欠如しているか損傷しているために、それを補償しようとして発達した記憶能力で、自閉症の原因とされている脳の中枢神経系の異常が、その代替回路として機能しているのだとされています。


最後に
私は思うには才能とは誰もが持っているもので、それが音楽の才能なのか歌の才能なのか、それとも野球の才能なのかサッカーの才能なのか、それは誰がどの様な才能を持つのかは誰もわかりません。
しかし、その才能を引き出すのは自分自身なのです。そして、その才能を伸ばしていくためには何らかの原因を、体に組み込んでいかない限りは一般的な能力にとどまってしまいます。
しかし、サヴァン症候群の才能に関しては無意識の生活習慣から生まれるものがほとんどで、説明がつかないことが非常に多いのです。
ジョージとチャールズのような才能を持っている奇才のサヴァン症候群の生存は、世界中でもごくわずかで12人から15人だといわれています。サヴァン症候群とは発達障がい、重度の精神障がいを持つ人間が驚異的な能力を発揮する人間のことをよび、一体彼らがどのようにして驚異・天才的な能力を養えたのかという問題には数多くの問題が生じます。
その代償はとても大きなもので我々は彼らの才能に魅了させられるが、彼らの中には「カレンダー計算なんて出来なくても良いから人と普通に会話がしたい」「複雑な何桁もの掛け算なんて出来なくてよいからあなたの名前を覚えたい」と心の中にでは叫んでいるのかもしれません。
このサヴァン症候群だけを取り上げている本は世界で1つしかないそうです(私が認識している範囲では)その一冊が下記の文献です。
「レインマン」も、サヴァン症候群の特徴を良くとらえていて、ストーリーもとても面白いものです。ぜひ、見てください。

参考文献:「なぜかれらは天才的能力を示すのか」
     サヴァン症候群の驚異
     草思社


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